2026-06-24·6

副業で社会保険料は増える?|ダブルワークの保険の仕組みをやさしく解説

副業を始めるとき、「社会保険料がもっと引かれるんじゃないか」と心配になる人は多いです。実は、副業が『業務委託』なのか『雇用(パートなど)』なのかで、扱いが大きく変わります。この記事では、ダブルワークと社会保険の基本をやさしく整理します。(具体的な判断は年金事務所や勤務先にご確認ください)

1. ここでいう「社会保険」とは

この記事での社会保険は、主に会社員が加入する健康保険と厚生年金を指します。給与から天引きされている、あの保険料です。

副業によってこの保険料がどうなるかは、副業の「働き方の種類」によって変わります。

2. 副業が「業務委託」なら、基本は増えない

副業がフリーランス的な業務委託(雇用されていない働き方)の場合、その副業収入そのものに会社員の社会保険料が上乗せされることは、基本的にありません。

社会保険料は、本業の給与をベースに計算されているためです。つまり、業務委託の副業で稼いでも、そのぶん健康保険・厚生年金の天引きが増える、ということは原則ないと考えられます。

3. 副業も「雇用」されると話が変わる

一方、副業先でもパートやアルバイトとして『雇用』され、その勤務先で社会保険の加入条件を満たすと、複数の勤務先で社会保険に関わることになる場合があります。

この場合、それぞれの給与を合算して保険料を計算する手続き(二以上勤務の届出)が必要になることがあります。

4. 「二以上勤務」の仕組み

2か所以上で社会保険の対象になる働き方をすると、「二以上事業所勤務届」を提出し、両方の給与を合わせて保険料を決める扱いになります。手続きは少し複雑なので、該当しそうなら早めに確認しておくと安心です。

「副業も雇用で、それなりの時間働く」というケースは、特に注意が必要です。

5. 自分のケースで確認すべきこと

まずは、自分の副業がどの働き方にあたるかを整理しましょう。

  • 副業は「業務委託」か「雇用(パート等)」か
  • 雇用なら、その勤務先で社会保険の加入条件を満たすか(労働時間など)
  • 本業の勤務先に、副業に関する申告ルールがあるか

6. 迷ったら年金事務所・勤務先へ

社会保険の扱いは、働き方や勤務先によって細かく変わります。ネットの一般論だけで判断せず、年金事務所や勤務先の担当に確認するのが確実です。

仕組みを正しく理解すれば、「思ったより負担は変わらなかった」「ここは気をつけよう」と落ち着いて判断できます。数字に振り回されず、自分のケースで考えていきましょう。

働き方によってお金まわりは変わります。まずは副業の収入と支出を記録して、自分の状況を見える化しておきましょう。

副業日記で記録を始める

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービスを評価・推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。