副業の平均月収は5.4万円|月23時間で割ると時給が見えてきます
副業でいくら稼げるものなのか、目安が分からないまま続けている方は少なくないと思います。2025年に行われた2つの調査を組み合わせると、そのおおよその輪郭が見えてまいります。Job総研の調査では平均月収が5.4万円、パーソル総合研究所の調査では平均活動時間が月23.0時間でした。この2つを割ると、平均的な副業の時給が出てまいります。
1. 2つの調査を並べます
それぞれ別の機関による、2025年の調査です。対象も方法も異なりますので、厳密に同じ集団の数字ではありません。あくまで目安としてご覧ください。
- ✓副業の平均月収:5.4万円(Job総研・2025年7月・社会人357名)
- ✓希望する月収:10.8万円(現状のおよそ2倍)
- ✓副業の平均活動時間:月23.0時間(パーソル総合研究所・2025年8月)
- ✓正社員の副業実施率:11.0%(同上・調査開始以来で最高)
2. 割ると、時給が出てまいります
5.4万円 ÷ 23.0時間 = 約2,300円。これが、平均的な副業の時給ということになります。
この数字をどう受け止めるかは、人によって分かれるところだと思います。アルバイトの時給より高いと感じる方もいれば、思ったより低いと感じる方もいらっしゃるはずです。
大切なのは、高いか低いかではなく、ご自身の案件がこの線のどちら側にあるかを知ることです。
3. ご自身の時給を出してみてください
計算そのものは単純です。難しいのは、かかった時間を正直に数えることのほうだと思います。
- ✓報酬 ÷ かかった時間 = ご自身の時給
- ✓「かかった時間」には、リサーチ・修正対応・やりとりの時間も含めます
- ✓受注前に提案文を書いた時間も、その案件のために使った時間です
- ✓月末にまとめてではなく、案件ごとに毎回出すことをおすすめします
4. 平均より低かった場合
平均を下回っていたとしても、それだけで悪いということにはなりません。ただ、意識して選んでいるのか、気づかずにそうなっているのかで、意味が変わってまいります。
実績を積む段階だと納得したうえで受けているのであれば、それは選択です。一方、計算したことがなくて気づいていなかったのであれば、そこは見直す余地があるかもしれません。
変えられるところは、おおよそ3つに絞られます。単価、かかる時間、作業の種類です。すべてをやめてしまう前に、どれかひとつだけ変えてみるという手があります。
5. 「希望10.8万円」との差について
同じ調査では、希望する月収の平均が10.8万円でした。実際の5.4万円のちょうど2倍です。
この差を埋める方法は、単純に考えると2つしかありません。時間を2倍にするか、時給を2倍にするかです。
月23時間を46時間にするのは、本業がある方には現実的ではないことが多いと思います。となれば、時給の側を上げるほうが無理がありません。単価の交渉、作業のテンプレート化、単価の高い依頼元への移行。いずれも、まずご自身の時給を知っていないと判断ができません。
6. 参考資料
この記事の数字は、次の調査に基づいております。対象や方法が異なる調査を並べておりますので、厳密な比較ではない点にご留意ください。
- ✓Job総研(パーソルキャリア)「2025年 副業・兼業の実態調査」(2025年7月9〜14日・社会人357名)
- ✓パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」(2025年8月実施)
案件ごとの報酬とかかった時間を記録しておくと、ご自身の時給がいつでも出せます。平均2,300円と比べてみてください。
副業日記で報酬と時間を記録する※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービスを評価・推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。