副業の平均活動時間は月23時間|最初の3ヶ月でやることは1つ
副業を始めるとき、多くの人が「毎日2〜3時間は必要だろう」と考えます。ところが実際の数字は違いました。パーソル総合研究所が2025年8月に実施した第四回の調査では、副業をしている正社員の1か月あたりの活動時間は平均23.0時間。毎日やったとしても1日46分です。この記事では、その数字から最初の3ヶ月にやることを逆算します。
1. 実際の数字
同じ調査で分かった数字を並べます。いずれも2025年8月時点のものです。
- ✓正社員の副業実施率:11.0%(2018年の調査開始以来で最高)
- ✓1か月あたりの副業活動時間:平均23.0時間
- ✓企業の副業容認率:64.3%
- ✓企業が外部から副業人材を受け入れる割合:29.1%
2. 月23時間が意味すること
23時間を30日で割ると、1日あたり46分です。週末だけに寄せるなら、土日それぞれ3時間弱でも届きます。
つまり、副業を続けている人の平均像は「毎日何時間も机に向かっている人」ではありません。1日1時間に満たない時間で回している人が平均です。
始める前に「まとまった時間が取れないから無理だ」と判断してしまう人がいますが、その前提は実態と合っていません。
3. 最初の3ヶ月でやることは1つだけ
限られた時間で最初にやるべきことは、稼ぐことでも、スキルを身につけることでもありません。「自分の時給を知ること」です。
報酬 ÷ かかった時間。この計算を、案件ごとに毎回やります。
理由は単純で、これを知らないまま続けると、割に合わない作業を何ヶ月も続けてしまうからです。逆に早く知れば、単価を上げるか、時間を削るか、やり方を変えるかを、早い段階で選べます。
4. 3ヶ月の使い方
月23時間という現実的な枠の中で、3ヶ月をどう配分するかを整理します。
- ✓1ヶ月目:とにかく1件やってみる。作業時間を1分単位で記録する
- ✓2ヶ月目:記録から時給を出す。低ければ、単価・時間・作業内容のどれか1つを変える
- ✓3ヶ月目:変えた結果の時給を、1ヶ月目と比べる
5. 会社の許可について
同じ調査では、企業の副業容認率は64.3%でした。3社に2社が認めている計算になります。
ただし、容認していても届け出が必要な会社は多くあります。就業規則の副業に関する条項を、始める前に一度読んでおくのが確実です。
副業人材を外部から受け入れる企業も29.1%あります。副業を「隠すもの」と考えなくてよい環境は、統計上は広がっています。
6. 参考資料
この記事の数字は、次の調査に基づいています。
- ✓パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」(2025年8月実施・2025年10月28日発表)
作業時間と報酬を記録しておくと、月にどれだけ使ったか、時給がいくらかが自動で見えます。
副業日記で時間と報酬を記録する※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービスを評価・推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。